FAT COOLING
脂肪冷却は、冷却技術を利用して脂肪細胞を選択的に破壊し、体外へ排出させる非侵襲的な痩身治療法です。この方法は、脂肪細胞が他の細胞よりも低温に弱い特性を持つことを利用しています。冷却により脂肪細胞を凍結させ、細胞死(アポトーシス)を誘導します。その後、破壊された脂肪細胞は体内のリンパ系を通じて自然に排出され、施術部位の脂肪層が減少します。このプロセスは通常30日~90日かけて行われ、徐々に理想的なボディラインが形成されます。
ころもクリニックで使用している脂肪冷却装置「CLATUU α」は、最新の冷却技術を搭載した医療用機器です。
CLATUU αは、最新の冷却技術を活用した脂肪冷却装置であり、脂肪細胞が低温に非常に弱いという特性を利用して、ターゲットとなる脂肪細胞のみを凍結させることでその後の自然な細胞死(アポトーシス)を誘導し、体内から徐々に排出させる医療痩身治療法です。CLATUU αは、360度全体から均等に冷却を行うため、従来の180度冷却方式よりも18.1%も冷却効率が向上しており、短時間で効果的に脂肪細胞を凍結させることが可能です。
また、この装置は、腹部、太もも、背中など、さまざまな部位に対応する専用アプリケーターを備えており、特にアジア人の体型に合わせた設計がなされているため、患者様一人ひとりの体型や悩みに応じた最適な施術が実現できます。さらに、2部位同時施術が可能なため、施術時間が大幅に短縮され、忙しい方でも無理なく治療を受けることができます。施術中はメスや注射を使用しないため、体への負担が非常に少ないです。施術後、内出血が起こる場合がありますが、通常は2週間程度で治まります。
なお、当院では脂肪冷却を単独で行うことはなく、医療痩身プログラムに組み込まれたコースとして提供しています。コース契約中、別途費用は発生しませんので、ご安心ください。
吸引の強さを1段階から5段階まで細かく設定できるため、痛みに敏感な方にも安心です。
施術中の吸引力をお客様の快適さに合わせて調整できます。
従来の180度クーリング(両面冷却方式)と比べ、冷却効率が最大18.1%向上しました。
2部位同時施術が可能なため、施術時間を大幅に短縮し、忙しい方でも効率的に治療が受けられます。
アジア人の体型に合わせた専用サイズのアプリケーターを採用し、二の腕から腹部、太ももなど、さまざまな部位に対応可能です。
メスや注射を使用せず、皮膚や周囲組織への負担が少ないため、安心して治療を受けることができます。施術後、内出血が起こる場合がありますが、通常は2週間程度で治まります。
脂肪冷却は、特定の部位の脂肪をターゲットにできるため、部分的なサイズダウンが可能です。特に腹部、腰、太ももなど、脂肪がつきやすい部位の改善に適した施術です。局所的な脂肪の蓄積が気になる方や、ダイエットで解消しきれない脂肪がある場合に効果的です。
例えば、腹部の脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪に分かれますが、脂肪冷却は皮下脂肪に効果的です。内臓脂肪は生活習慣の改善やダイエット薬、運動によって減少させることができますが、皮下脂肪は冷却によって直接的に減少させることが可能です。
また、太ももや二の腕などの部位も脂肪冷却の対象となります。これらの部位は運動や食事制限だけでは減少しにくい脂肪が蓄積されやすいため、脂肪冷却によるアプローチが効果的です。
脂肪冷却によって脂肪細胞の数自体が減少するため、リバウンドしにくいとされています。破壊された脂肪細胞は再生しないため、長期的な効果が期待できます。そのため、施術後に体重が増加しても、新たに増える脂肪は既存の脂肪細胞に蓄積されることになります。つまり、脂肪細胞の数が減少しているため、同じ体重増加でも見た目の変化は少なく、リバウンドしにくい状態となります。
脂肪冷却は非侵襲的な治療法であり、メスや注射を使用しません。そのため、施術中の痛みやダウンタイムが少なく、日常生活への影響がほとんどありません。施術後、軽度の赤みや腫れが生じることがありますが、通常は数日内に回復します。
施術中は冷却による冷感や引っ張られるような感覚があります。施術後は、冷却された部位が一時的に赤くなることがありますが、これは血行が良くなり、体が冷却に反応しているためで、通常は数時間以内に収まります。また、施術後に軽度の腫れやしびれを感じることがありますが、これも一時的なもので、数日以内に解消します。他に内出血が見られる可能性もありますが、一般的な反応であり、数日から数週間で回復します。
施術後は、冷却された部位をマッサージすることで、血行を促進し、効果を高めることができます。また、施術後24時間は激しい運動や温熱処置を避けることが推奨されます。
施術中に冷却が行われるため、一時的に冷たさを感じることがあります。また、施術部位がしびれるような感覚を覚えることがありますが、これは冷却によるものです。通常、10分程度で違和感は軽減し、冷却効果が終了すると解消されます。
施術後、冷却された部位に軽い赤みや腫れが生じることがあります。これは血行が一時的に増加することによる反応で、通常数時間以内に収まります。ほとんどの場合、施術後すぐに普段通りの生活に戻れます。
脂肪冷却後に施術部位に内出血や点状出血が見られることがあります。これも一般的な反応であり、数日から数週間で回復します。これらの症状は、冷却された脂肪細胞が排出される過程で起こることがあります。
施術後、冷却された脂肪細胞が一時的に硬くなることがあります。これは脂肪細胞が凍結し、後で自然に排出される過程で起こることがあり、通常は数週間以内に解消されます。もし長期間硬さが残る場合は、医師に相談することをお勧めします。
まれに、施術後に知覚異常(ピリピリ感や麻痺)が生じることがあります。これは冷却による一時的な影響で、時間とともに解消します。通常、数週間以内に感覚が戻ります。
発生頻度は極めて稀ですが、この治療を受けた部位で脂肪細胞が増殖し、施術前よりも脂肪が増えてしまうことがあります。
発生した場合、脂肪吸引などの外科的手術が必要となることがあります。
(国内外で発生した報告はありません)
施術前には、患者様の健康状態をしっかりと確認するために、詳しいカウンセリングを実施します。既往歴、現在服用されている薬、過去の手術歴、アレルギーの有無などをチェックし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。また、施術希望部位の脂肪の厚みをキャリパーで測定し、最適な治療プランを決定するためのヒアリングも行います。これにより、一人ひとりの体型やお悩みに合わせた、オーダーメイドの施術計画を立てることが可能です。
施術後は、冷却により施術部位が一時的に硬くなっています。そのため、施術後すぐに2分程度のマッサージを行い、冷却された脂肪がより効果的に排出されるようサポートします。また、施術直後は体温が下がっているため、24時間は入浴やサウナ、激しい運動など、体温を上げる行為を避けることが推奨されます。これにより、施術効果を最大限に引き出し、安全に治療を継続することができます。
脂肪冷却は安全性の高い治療法ですが、個人差により軽微な副作用が現れることがあります。たとえば、施術部位に軽い赤みや腫れ、内出血、点状出血、または一時的なしびれが見られることがあります。これらは通常、数日から数週間以内に自然に解消されますが、もし症状が長引く場合や、違和感・痛みが強い場合には、速やかにクリニックまでご連絡ください。医師が適切な対応を行い、安全を確保いたします。
脂肪冷却の効果をより高め、持続的な結果を得るためには、治療後の生活習慣が非常に重要です。健康的な食生活や定期的な運動を心がけることで、治療効果を長期間維持することができます。また、施術後6週間は、抗炎症薬(イブプロフェン、ナプロキセンなど)の使用を控えるようご案内しています。これらの薬は、脂肪細胞が排出されるために必要な体内の炎症反応を抑制してしまう恐れがあるため、自然な代謝プロセスを妨げる可能性があります。適切な生活習慣と合わせることで、より理想的なボディラインを実現できます。
1回でも効果を感じる方は多いですが、より高い効果を得るためには、1~3ヶ月の間隔をあけて複数回施術を行うことが推奨されます。お客様の脂肪厚やご希望に合わせた最適なプランをご提案いたします。
個人差はありますが、脂肪細胞が凍結され、アポトーシスを経て自然排出されるため、一般的には施術後30日~90日程度で効果を実感できます。
脂肪冷却は非侵襲的な治療法のため、施術直後から通常の生活に戻ることが可能です。ただし、施術後24時間は入浴やサウナ、激しい運動など、体温が上がる行為は控えていただくようお願いしております。