2025年10月4日(土) 日本肥満学会

当院では、見た目だけを重視したダイエットではなく、健康を守るための医療としての肥満治療を大切にしています。

その一環として、2025年10月4日(土)に開催された日本肥満学会に参加し、肥満症治療に関する最新の医学的知見を学んできました。

学会で改めて強調されていたのは、肥満は「自己管理の問題」ではなく、治療が必要な疾患であるという考え方です。

肥満の背景には、慢性的な炎症、代謝の乱れ、ホルモンバランスの変化などが関わっており、単に食事量を減らすだけでは解決できないケースが多いことが示されていました。

特に印象的だったのは、近年注目されているGLP-1関連薬(マンジャロ〈チルゼパチド〉など)の正しい使い方と安全性についての議論です。

インターネットやSNSでは「簡単に痩せる薬」として紹介されることもありますが、学会では、適応の見極めや副作用管理を含めた医師の管理下での使用が不可欠であることが強く共有されていました。

また、医療ダイエットにおいて重要なのは、体重を落とすこと自体よりも、リバウンドを防ぎ、代謝を守ることです。

glp-1単剤使用による急激な減量は筋肉量の低下や基礎代謝の低下を招き、結果としてリバウンドしやすい体を作ってしまいます。

学会では、薬物療法・栄養指導・生活背景の把握を組み合わせた「減量設計」が、長期的な健康維持につながるというエビデンスが示されていました。

今回の学会参加を通じて、当院が行っている医療ダイエットが、医学的根拠に基づいた安全性の高い治療であることを改めて確認することができました。

肥満治療は、糖尿病や高血圧、脂肪肝などの生活習慣病を予防するための予防医療として、今後さらに重要になる分野です。

当院では、患者さま一人ひとりの体質や生活スタイルに合わせた治療を行い、「無理なく、健康的に続けられる医療ダイエット」を目指しています。

今後も学会や研修を通じて得た正しい医療情報を、日々の診療に反映しながら、札幌で信頼される肥満治療・医療ダイエットを提供してまいります。